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北海道 知床半島オシンコシンの滝へ の続きです。
道東旅行2日目の2017年9月4日は、知床撮影に行きました。
ウトロ温泉からバスで2か所くらい降りるなら周遊券がお得。今回は知床五湖と知床自然センターに行きます。
知床五湖に入る前の熊注意レクチャー
知床五湖の周囲をめぐるには、時期によって大人250円の料金を払い、事前レクチャーが必要になります。
この講習はスタッフさんの説明とビデオで、主にヒグマ注意の内容です。
クマに居場所を教えるように手をパンパン叩きましょうとか、「ほいほーい」と大声出しましょうとかは、皆「あー北海道だもん熊いるよねー」くらいライトな感じで聞いておりました。
が、ヒグマに出会ってしまい逃げきれなかったら、首を食われて死なないように首の後ろで手を組んで伏せるのが一番被害が少ないポーズです…の切羽詰まり対策まで解説されておりました。
この辺で和気あいあいとしていた人たちも「なんか、ヤバいとこ来ちゃった?」と顔に書いてあるこわばった表情になっておりました。
9月はクマピークは過ぎていますが、それでも当日朝には遊歩道にフンがあったとか数日前にクマ親子が目撃されたとかも聞き、さらに皆シーンとなっておりました。
北海道のおみやげでよく見かけるこれ、マジですよ。
知床五湖遊歩道へ
いざ、みんな無事にクマに食われず帰れますように!
多めに歩く大ループ3kmの道のりへ行きました。五湖から順に回ります。
確かに熊出そう感たっぷり。
そんな自然の雰囲気はとても良いです。
こちらが「五湖」。あの木立の隙間からクマが見て…はいませんでした。
時々手をパンパン叩きながら進みます。
「四湖」へ。
木の間から。この日は雨は降りませんでしたが、山の上はどんよりとした雲に覆われています。
湖面にかかる木のシルエットもいい感じ。
遊歩道は私の好きな苔がいっぱいでした。あちこちに自然の苔アートが転がっています。
ベンチにはコケの座布団を敷いときました…って、座ったら尻コケまみれで座れません。
赤いピンピーンがステキなコケ。
緑のピンピーンもまたステキ。
苔乗りどんぐり、かわいい!
勝手に命名、マンジュウゴケ。
クマの寝床?!
てくてくと「三湖」へ。
湖が見られるスポットは立ち位置が狭いので順番に。この日は平日で人はそこそこでしたが、混んでたら結構厳しいかも。
露出アンダーで熊出そうな恐怖感写真。
この辺から「二湖」かな?看板撮りそびれたので…。
花は少なかったです。
島がポコッといいシルエットでした。
何かいないかな~と下を見て歩いていたら、バッタがいました。北のバッタは心なしか栄養状態が良さそうです。
最後の湖、一湖へ。
だいぶ視界が開けてきました。
この辺りは昔、酪農をするために開拓したのだとか。うまくいかず、今は更地になって草が覆っています。
ここからはクマよけの電線が張られた、整備されて安全な高架木道の遊歩道です。あー、ここまで食われなくてよかった。
オホーツク海と青空も見えて、北海道最高!な景色。
陸側もいい!
さっきまで真っ白だった空がいつの間にか晴れているのが北海道の天気です。いい色の写真が撮れてよかった!
知床五湖のシカ
遊歩道で皆が見ている方向を見てみたら…
野生のシカが!
「あ、見つかっちゃいました?」
知床はあちこちに野生のシカがいて、この後も出くわします。
次は 北海道 知床自然センターからフレペの滝の景色が絶壁の絶景 へ続きます。